全二十四話にて無事の完結となりました。
ご覧くださいました皆様、 ヒロイン役での御出演、ありがとうございました。 設定も展開もヒロインにはつらいひどいものが 結構あったと思います。 ラストは私なりにハッピーエンドなのですが、 お楽しみいただけたものかどうか…… 大変お疲れさまでございました。 呆気ないくらいスラスラ書けてしまって なんだかなあと思っていたら、 感慨を己で深めすぎてしまったものか、 最後の数行で考え込んでプラマイゼロな状況に…… これが終わればサイトも終わりか、 と思うと手も止まりがちでした。 投票やメッセージなどでも 多くのお言葉を頂戴しまして、 本当にありがとうございました。 決して幸福なだけの恋物語ではありませんし、 正直なところ多くある続きもののうちのひとつとしか 思っていなかったお話でしたので、 こんなに続きを追っていただけるのはとても意外で、 また光栄な気持ちです。 このお話の更新をもって、 事実上ぺぺろんは更新停止・閉鎖状態となります。 少しずつサイト内外を整理していきますが、 もくじに付け加えましたとおり、 類話をふたつ用意するつもりでおります。 未来のお話ですから創作要素が かなり強く混じる番外ですが、 その後の文次郎とヒロインも幸福にしておりますと、 そういう便りのように御覧いただけたらいいなと、 思っております。 改めまして、 全二十四話という長編にお付き合いくださいました皆様、 どうもありがとうございました。 少しでもお楽しみいただけたとありましたらば、 報われます。 応援、ご声援、ご感想など多々のお声をいただけましたことも、 大変な励みでございました。 心からの感謝を申し上げます。 ぺぺろん のねむ拝。 * * * この花の一節(ひとよ)のうちに 百種(ももくさ)の言ぞ隠れるおほろかにすな たった一輪のちいさな花だけれど、 その内にはとどまることを知らぬあふれんばかりの 私の想いをすべて秘めてあるのです、 それを想ってどうか 素っ気なくうち捨てることはなさらないでください。 この花の一節のうちは百種の言待ちかねて折らえけらずや この花に込められたというあなたのお気持ちが、 その内にあふれるあまりにつもりつもって、 告げられるときを待てず耐えきれずに 折れてしまったのでしょうか。 ※ものすごい意訳です というか 参考サイトさんの訳を更に読み替えました(殴 万葉集の恋の歌で、男性から女性に贈られた歌とその返歌。 「花」は桜だそうですが、連想ということで採用しました。 なんという美しい恋の告白でしょうか。
改訂版言い訳
えろ小説で申し訳ございませんとしか もう自分では読めません。 しかし 性描写をほとんど削ったバージョンを更新したあと、 二十二話も前置きをしておいてこれは期待はずれすぎる (自作が期待されているかどうかは別として)だとか、 これは逃げだなあと思ったりだとか、しまして。 単純に削ったら面白さが減った気もしまして。 改めて書き足しました。 正直なところ削ったバージョンは物足りなかった、 という方には少しばかりご恩返しができたでしょうか。 文次郎、ラブラブを覗いてしまってごめんよ(殴 あなたに「嬉しいんだ」と言わせたかったのです。 * * * 初稿言い訳 「照れるのも恥ずかしいのも思いついたら全部書く」 「一線を越えるまでにダラダラ躊躇うのを全部書く」 「喘ぎ声をセリフとして書かない」 というルールでやりました。 結果、寝てると思ったら実は起きてて じっと見つめてる文次郎とか、 お姫様抱っこ妄想ふたたびとか、ちゅうの寸止めとか、 そういうのが出てきました。 ヒロインの縫っている着物について、 少し前の話で書いていた部分と食い違いが発生したので、 以前書いた部分のほうを修正しております。 「お風呂の事件」と「屋根に穴を開けた事件」は、 ご近所サイト様で書かれていたエピソードを ひょいぱくとお借りしました、 この場で事後承諾ですが笑って許してくれるはず(笑 屋根に穴、のほうは 忍たまが潜入実習でやってきて踏み抜いて、 後日食満くんが直しに来てくれたらいいんだと 思っています。
やっとの帰還でした。
なんと申しますか・この話から いろいろなものを解禁することにしました。 また、構想はあったのに書かずに終わった話の要素を すごく不親切にチラ見せしたりもしております。 多いので、それらの詳細は続きにたたみます。 ……自分の書くものは小説の域に達してないなと 思わされました自分で。 あーあー 解禁の詳細
やること全部やり終えたなあという、内外の感慨。
もう文次郎は帰ってくる以外にすることがありません。 腹の底で覚悟を決めている頃でしょう。 季節感が無くて申しわけございません。 今回、長くなりました。 ご覧になったら目を休めてあげてください…… 「こう読んでほしいなあ」と思いつつ、 ひらがな打ちをしたくなかった言葉「妃」 「一国一城のあるじの妃(みめ)であったお方が」 みめ、とお読みください。 覚えていらしたら。 もっと早く書き上がって更新できるはずでしたが、 疲れていたのかいつの間にか寝入っていて 作業が遅れたのと、 予定外に団蔵が乱入してきてくれたので伸びたのと、 原因らしきことはふたつほどあります。 |
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