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更新がひとつ。
ちょっとダラダラしすぎた感がありますが、
雰囲気だけでもお楽しみいただければなあと……

近々また拍手や投票やでお寄せいただいたコメントへ
お返事申し上げますね。
いつもありがとうございます。

 * * *

さて 申しわけありませんが急を要する件を
お先にさせてください、
メールフォームからですけれども、
まぁ文句と呼べる内容のメッセージをいただきました。

閉鎖前にあんまりうるさいことを言いたくはないのですけども、
サーチさんには夏いっぱいで閉鎖しますということを
お知らせした上で登録を申請し、
ありがたいことに御厚意でご許可をいただきました。
そういった前提で登録させていただいているわけですから
登録内容に「今夏限定」という言葉を載せましたし、
このサイトに秋以降がないというのは
御覧いただければおわかりになるだろうことと思います。
閉鎖のお知らせでも気の向く限りと注釈はしつつも
続きを書くと申し上げておりますし、
実際・このところは閉鎖予定のない頃と同じくらい
コンスタントに更新することができています。

当サイトは過去まる一年ほどのあいだ、
どちらのサーチエンジンにも登録をしておりませんでした。
「夏いっぱいで閉鎖するので、
 それまでのあいだやり残したことに出来る限り着手して
 円満に最後を迎えようと思いますので、
 よろしければ遊びにいらしてください」
というメッセージを込めて、
閉鎖が決まったあとで逆に登録し直したのです。
過去に一度登録を削除した際に
疎遠になってしまった閲覧者さんが、
もしかしたら懐かしんで来てくださるかもしれないという、
やや甘えた期待ももって。
おかげさまで多くの方に御訪問いただけて、
閉鎖を前にしながらも
身に余るようなお言葉をかけていただけたり、
新たに仲良くさせていただける方ができたりしました。

更新の予定が今後一切ないなら
登録を削除してほしかったと仰せですが、大変心外です。

ともすれば・受け取った相手に
マイナスの感情を与えるだろう言葉を送る際には、
ご自身の仰ることが真実正論であるかどうかを
よくご検討のうえで発言していただきたかったです。
このサイトの運営上で私も相当やらかした覚えがあり、
人のことを言えた義理ではないかもしれませんが、
その際の思いがあるからこそ申し上げたい。
ちゃんとサーチエンジンの登録情報をご覧になって、
その言葉の意味を飲み込んだ上で仰せなのですか。
閉鎖のお知らせや更新履歴もご覧になってなお
余計な期待をさせられたとお怒りでいらっしゃるのですか。

閲覧者さんの最初のサイト訪問の目的は作品であって、
管理人自身でもサイトそのものでもないことは承知です。
サイトの注意書きをちゃんと読んでくれましたか、
と単に促してみることに、
実際にはたらきかける効果があるとは言い難いのです。
けれど苦言を呈する場合であるなら、
サイト内の最低限の情報くらいは
意図してご覧になるのが礼なのではないでしょうか。
正直なところを申し上げて、
感情そのままの発言を受け取ったようにしか
思われないのです。

もしも、
なにもかもすべてをご覧になって、
そのすべての意味を飲み込んでいただいてもなお
更新予定がないのに無駄に期待を抱かせるサイトであると
思われた結果のメールであったとしたなら、
それは私の書き方が誤解を招いたということですから、
非はこちらにございます。
そうだとしましたらば、曖昧な物言いでありましたようで
大変申しわけございませんでした。
お詫び申し上げます。

こうしてわざわざ管理人に知らせようとまでなさる方が
いらっしゃるということは、
行動に出さないにせよ同じことを思われて不愉快と
感ぜられた方も恐らくいらっしゃるということですから、
サーチさんのデータ更新の制限期間を過ぎたら
しっかりと「今夏いっぱいで閉鎖」という言葉を
登録内容の中に含めた語に訂正し直してくることにします。
登録情報を更新すると、
普段の倍くらいの訪問者さんを数える日が続きます。
閉鎖を前にそんな宣伝ぽいことを何度も繰り返すのは
あんまり詐欺のようだと思って
これ以上の登録更新は控えるつもりでしたが、
内容にリスクがある以上は致し方ありません。

ついでに都合のよい話ですがサーチさんの登録削除は
八月いっぱいはするつもりはありません。
まだ更新の予定がありますし、
お越しの方との出会いを、あと半月程度ではありますが、
私自身楽しみに思っているのです。

長々と申し上げまして失礼しました。
管理人がこういう発言をしているサイトというのは、
データが画面に出ているだけのくせに
いやに居心地悪く感ぜられるものです。
ご覧の方には申しわけのないことをしました。
でも言わずにおれない性分なのです。
たいした頭じゃありませんが、
それなりに考えて配慮してやっているつもりです。
至らないようで御迷惑ばかりおかけします。
残すところあと半月のサイトですけれども、
そのあいだはせめて
誰もが楽しめるサイトでありたいものです。
難しいことなのでしょうけれど。

どうも失礼いたしました。
食満先輩が贈ってくださった簪ですよね、
という後輩ちゃんのセリフの裏付けでした。
とりとめなく長いだけのお話になってしまって
ちょっとしまりない感じです。
反省が残ります……
あちこちに描写を細切れで飛ばしたら
賑やかになり損ねた十五章目でした。
まるで食満くん話です。ごめんなさい。
いろいろな意味でやりすぎている自覚はあります。

「目的地」周囲の道の想像というのがあって、
それを元に勝手に下り坂に登り坂、などなど書きましたが、
「われ恋ひめやも」で同じ地理の描写があります。
時を経ても想像や印象にはあまり変化が訪れないよう。

きりちゃん話に数が追いつきました。
今回少し長くなりましたので、
ご覧になったら目を休めて差し上げてくださいね。
現代版でも室町版でも雨が降っているようです。

思わせぶりポイント「髪紐」を回収できました。
今後「きりちゃんを彷彿とさせる物売り少年」とか
「増えた味方」とか「食満くんの嫁ちゃん」とか(白々しい
地味ぃぃに回収していきます。
回収というほどではなく、ただ思わせぶりなだけだったり
のちのちまた出てくる要素という程度だったりもします。
「『文字と暗号の日本史』」とかも少しそんな感じです。
ブログプラグインの右上もくじ「ちいさなおはなし」
の中にも推測を巡らせる要素が含まれた小話があります。

時間が経ちすぎて忘れている部分や
書き間違えた部分が結構あるので、
そのつど修正しています。
時間軸を間違えていたので今回はそこも直しました。

次章でまた少し賑やかになるかもしれません。
次はきっとこうなります、と事前に書いたものとは
少し違ったふうになりました。
結局続きました。
保健の先生を新野先生にするという機転すらないほど、
03までで終わるつもりのお話でした。
この中で出した思わせぶりな要素が
どうやって繋がってどうやって落ちるのかなんて、
現状・自分でもわかっておりません。

あと、00~03までの本文も
ありがちな誤字を直したり細かい訂正をしたりしました。
わかりやすすぎて絶対やらねえと思っていた
保健 → 保険 を見つけたときには
乾いた笑いが漏れました。



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