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ここからの御注意といえばもっぱら、
五年を経たあとで彼らが変化している
ということについての捏造描写です、が、
全員生きていて全員納得のいく人生を送っている、
というところがその根底です。

彼らを書くのがとても楽しいです。
原典・原作があるのだから、
パロディ創作をやっているどなたがキャラたちを描写しても、
ある程度似たような印象に落ち着くのは当然のことでしょうが、
この口調で書くのは私だなあと、
自分で思ったりしては 自惚れかしらと口をつぐむのです。
書いていて、
文次郎をやたら頑なに頑固にしてしまったなあとか、
よく思うのですが、
文次郎にはそういう役をやってもらうとまた似合ったなあ、
とも思います。
……要は、私の好みの話に終始してしまうのですが……

文次郎の“償い”が新たにここから始まって、
ヒロインの苦難とも呼べる彷徨も同じく始まりました。
文次郎はでも、ヒロインをひとりにしないため、
安全に守るための策をちゃんと用意しているので、
大丈夫です。

ここからはお話の転がり方とは別に、
ちょっと楽しげかもしれません。
賑やかになります。
このあたりから少しずつ、
これまで仕組んできたものを
展開し始めることになるのですが、
それが楽しくて仕方ない。です。

まずはひとつ、繋がりました。
今後また繋がったり、繋がったり、します。

このお話は閉鎖までに行う更新のメインです。
夏いっぱいの完結を目指して、
いま十三話目を書いています。
短くてあまり深い意味もないようなお話ですが、
なんとなく好きでした。
終わりの一文が唐突なところが。
あと屋根の上、すきです。
とても久々の更新でした。
以前からこのお話だけはラストを想定せずに、
いわば恋心の衝動のみで書き始めたもので(笑
完結する見込みがないと言っておりましたけれども、
九章で一瞬見境を失った利吉さんのエピソードのあとに
夏祭りのエピソードがある というところで
お話全体の想定も止まっている状態でした。
なので、頭の中にある案を全部書いて出せたとしても、
あと二話くらいで出し切るという程度です。
書けたらいいな……と、言うだけなら;

忍の初恋は利吉さんでした。
それだけで、なにとはなしに
このお話への愛着もわこうというものです……

立別れいなばの山の峰に生ふる
         まつとしきかば今かへりこむ

私は因幡の国へと往くる身であるが、
稲羽山の峰に生えている松の名のように
私を待っているとあなたが仰るというのなら、
すぐにも帰って参りましょう。(中納言行平)
 
プロフィール
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のねむ
性別:
女性
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