解説記事とあとがきとをそれぞれ用意したのですが
あんまり私情に偏りすぎてしまって重苦しかったので 改めてまいりたいと思います。 それでも軽くはないのですが orz 長いので続きのリンクにたたみましたうえで ねたばれになる部分は反転にて。 去年日食があったときから、 数か月くらいのびのび考え続けたおはなしです。 捏造部分については、 噂に聞いただけではありますが「つどい設定」を もとにして海辺のどこかの町にしてみました。 同じ文次郎話の「雪月花に結ぶ」でやらかした 実家捏造はつどい設定にも反してしまっているので、 ちょっと沿っておきたいなと思ってのことでした。 相手キャラを秘密にしてみたり、 続きものの番外ではなく一話完結カテゴリに 突っ込んでみたりしたのはつまり、 読みながら閲覧者様方に 「あれ、これって夢醒めの番外なんじゃない?」 と想像していただきたかったがため、です。 実は五話目で文次郎はすでにそういうつもりだった、 という一文を書いたときから、機会があれば 実家に帰る話を書こうと思ってはいたのでした。 「夢醒めやらぬ」を御存知ない方にはもちろん 想像などできようはずもないわけですから、 大変不親切な設計のお話だったといえます。 そこは申し訳ございません。 閉鎖の直前のぺぺろんは夢醒めの完結祭でしたが、 その頃にいただいたご声援、ご感想、 作品への思い入れのお言葉、 閉鎖しないでコールなど(笑 想像もできなかったほどにたくさん、 深々とお気持ちをお寄せいただいて、 そのすべてが本当に嬉しくて、ありがたくて、 どうにかしてご恩返しができないものかと、 そう思っていたのです。 ですから正直なところこのおはなしは、 「夢醒めやらぬ」という作品と そこで書かせていただいた文次郎とヒロインとを 好いてくださった方のことだけを思って書いた、 そういう作品に他なりませんでした。 ご覧くださってほんとうにありがとうございました。 いつも遊びに来てくださってありがとうございます。 少しでも伝わっていればよいのですが; * * * ぺぺろんのお話にはいろんなNGがあるのですが、 実はこのお話はそのNGをひとつ 最初から最後まで貫いてしまっています。 堂々とNGやぶりをするのがすごくいやだったので 仄めかすだけで断言しない、というやり方で 納得することにしました。 ラストで彼がいきなり得た確信の正体がそれです。 夢小説でここまで書かれるとダメ、という方が 多いらしいということでNGなのですが、 この仄めかしも気づかれても気づかれなくても それはそれでよいのです。 そういう謎をぽいぽいちりばめるのも大好きです。 万一答え合わせを御希望の方は どうぞお気軽にお声掛けください。 |
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