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第六曲はモーリス・ラヴェル作曲の『ボレロ』になりました。
音楽素人が自分の好みだけで選曲して取り入れていくと
こういうことになるのですね;
世界の音楽・ベストアルバムのポピュラー盤もいいとこです。
本当にメジャーなところしかわからない。
バッハの無伴奏、というのも知らない曲のほうが多いです。
知っている曲も聞いてみなければ合点がゆかず。

こちらも一年近くが経過しての更新だったので、
アップロードの前に全話読み直してみたりしたのですが、
いろいろと拙かったり浅慮であったりとあらが目につきました。
一年で己の腕は大した進化はしていなくても、
過去の未熟さは手に取るようにわかるものなのですね。

友人のシロちゃんと昨日久々に会いまして、
夢小説の話になりました折、のねむ作のお話には
いわゆるポエムなレイアウトのものがないね、
というようなことを言われました。
本文勝負と思ってレイアウトに凝ることをしていないのですが、
この『Novelette』は例外です。
逆をいって、いろいろなジャンルのさまざまなサイトさんに
共通して見受けられる、まるで定型のようなこのレイアウトを
わざわざやってみようというシリーズでした。

そういうわけでシロちゃん、うちにもあります、このレイアウト。
いざやってみるとやっぱり何か流通しているものとは
ずれている感が拭えませんが。

他に倣うことをつまらないと思ってしまうたちなのです。
多少孤独でもいいから、
似たものが他にない面白いことをやっていたいなと。

前章の言い訳で
「次のお話は“休憩20分”にあたる」的なことを
書いたようなのですが(すでに記憶がおぼろげ)、
そこに『ボレロ』を持ってくるとは
身の程を知らないにもほどがございました。。
確かにお話の全体像を見渡してみると
この次の章くらいでひとつ山が来るので、
今回のお話は繋ぎの役割といっても
間違いではないのですが……




■ボレロ
 フランスの作曲家、モーリス・ラヴェルの
 たいへん有名な舞踏曲です。
 作中で蘊蓄挙げた以外に有名な使用例といえば、
 選手権を開催してチャンピオンを決めるテレビの
 テーマ曲ではないかと。
 哲学者のような恰好の人たちが延々と階段を登っていくPV、
 というのは実際に子どもの頃見たもので、
 『ボレロ』の第一印象はその映像でした。
 モーリス・ベジャールの振付の舞台を(映像でですが)見て、
 初めて踊りのための曲だったと知りました。
 バレエ音楽というと『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』を
 思い浮かべてしまうもので、
 『ボレロ』から振付を引き出せるというのはすごいなと
 無知ゆえに思ってしまったものでした。

■長い一日
 食満くんとヒロインがとりあえず彼氏彼女になって、
 一夜が明けたら悪友御一同様が乗り込んできて、
 食満くんは責めを受けるけれど許された、
 というだけでは終わらない、この一日。
 この日は夜までいろいろふん詰まっているのですが、
 それは次の章で。
 
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のねむ
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