ぴっくしぶ上に精力的に(ぺぺろん比)載せていたのは
・15歳きり丸夢の『片恋の花』 ・現代版18歳六年生の『ネバーランドの子どもたち』 の二編で、 特に『片恋の花』へリアクションをお寄せいただけることが多かったので、ぺぺろんはvsきり丸夢サイトに見えるかもなぁと思ったりしています。 が サイトを始めるきっかけになったのは利吉さんだったし、書きやすくて楽しく書けていたのはもっぱら六年生たちだったし、中でも好きだったのは食満先輩でした。 じゃあサイト内で看板張ってたシリーズを強いて挙げるならというと、vs20歳潮江先輩夢の『夢醒めやらぬ』だったような気がします。 対象がとっ散らかっていて、どれか一人とかどれか一作にはどうも絞りにくいのです。 原作の落乱・忍たまに対しては、結局今でいう箱推しというか、「肩を持ちたい特定のキャラはいるけど、原点のらんきりしん&一年は組&山田先生土井先生は揺るぎないよね」というところに戻ってしまいます。 ぺぺろんが無節操なサイトになっていったのはこういうことだろうなぁと思います。 ▼つづき なので、きりちゃん夢って書いている側からは決してメインを張ったシリーズという立ち位置ではありませんでした。 とはいえ、ぺぺろんにいくつかある続き物のお話の中でいちばん最初に完結を迎えることができたのは『片恋の花』だったし、それはとても感慨深い出来事でした。 好きに書き散らし始めても書き終える責任は果たせないことが多かった私なので、最後の一文を書き上げて公開できたとき「あ、ちゃんと書き終わることができた」と大きく安堵しました。 完結させた達成感は静かでかすかで、まるでおまけのようでした。 お邪魔するジャンルをいくつか飛び越えながらもずっと夢小説書きをしていますが、完結作品をいちばん多く出せたのはぺぺろんでの活動時です。 その筆頭は間違いなく『片恋の花』だな、と思います。 そして、こういう気持ちのそぞろな書き手がいろんな人を相手にした話を同時進行する中で、『片恋の花』は読んでくださる方がぽつぽつ途切れない、幸福なお話でもありました。 真っ先に完結したということは、作品のリアルタイムが早いうちに終了して、その後も続いていくサイト運営の中で『終わった作品』である時間が長かったということでもあります。 それでも、完結後にシリーズに関わる動きがなくなってからも、忘れた頃に便りが届くかのように、ご感想やリアクションをいただけるお話でした。 私の書いたものの良し悪しではなく、原作のきり丸くんがいかに愛されているかということだと思います。 落乱・忍たまにおける初恋泥棒はタイプ違いで四人いると聞きますが(土井先生、利吉さん、きり丸、伊作らしい)、さすがだなととても納得しました。 恋愛・結婚、子どもと大人、そういう感覚が現代とはだいぶ違う時代の彼らであろうとも、10歳児/一年生を夢小説の恋愛対象として据えるのには軽く抵抗を感じないこともなく、架空のファン創作の中であってもあんまり気の毒な目には遭ってほしくなく、いろいろ考え込みながら書きました。 私は実は子どもの頃に落乱・忍たまをあまり見たことがなくて、大人になってから沼に沈んだクチです。 サイトオープン直後は原作知識の蓄積も足りない頃で、その当初から公開を始めた『片恋の花』には慣れのなさや堅苦しさもうかがい見えます。 15歳のきりちゃんは、そういう不慣れな書き手のシナリオに頑張って付き合ってくれ、いろんな方からご感想をいただけるような主人公を演じてくれました。 ノーギャラなのにだいぶしんどいシナリオを演らせてしまいました…… 今回のウェブサイト再公開も、『片恋の花』の続きを、と言っていただけたことから始まっています。 彼のおかげでとてもありがたい経験をさせていただけました。 結末までなんとか公開したつもりになれたので、やっぱり何よりも安堵を感じています。 お楽しみいただけたら嬉しいです。 |
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