前回の更新から二年以上経っていてほんとにびっくりしました。
一年経たないくらいだと思っていたのに;
こういうタイミングでの更新は本当に不親切ですね。
さすがに合わせる顔のない気分です。
はー……
もっと説明くさくてくどくどした中身だったのですが、
途中で手を入れ直しててこ入れのような推敲をしました。
書いてはみたものの結局切り捨てた文章を
再利用できるようにためておく「捨てファイル」というのを
シリーズごとに作っているのですが、
今回は捨てた文章が多い、多い。
くどくどの部分は再利用もできないけれど……
今回また創作キャラクタ二名の名前が登場しますが、
宵ヒロインの目立ち具合同様、
今後は忍原作の登場人物ではない人々が
わりと主要な役割を果たして出てきたりします。
現代版パラレルという時点でかなり逸脱していますけれども、
以降の展開は「創作の物語に忍たちが出演してくれている」
という感覚がどんどん強くなっていきます。
ストックではいま11話途中まで進んでいるところですが、
ひとつところに九人の人物が集合して対話していて
ごった煮状態です;
そのなかでヒロインの存在感を薄くしないように
気をつけたいと思います。
ヒロインと六年生たちが通っている「大川学園高等学校」の
間取りをけっこう細かい見取り図に起こしました。
今回の更新で一緒に出せたらよかったのですが、
もう少し小細工したらよりわかりやすくなりますので、
整い次第必要そうなところに組み入れようと思います。
見本を続きにたたんでみましたのでよろしければご覧ください。
ほか、用語解説的なものもあります。
■解説など
■カレンダー
日本が舞台の物語って、特に解説がなければ
舞台は首都というのが暗黙の了解なんでしょうけれども、
自分が北海道住まいなので知らず知らずのうちに
北海道感が出ているのかなと思うことがあります。
『夢醒めやらぬ』を書いたとき、思いつきで進めたので
作中での時間の経過がおかしくなっていて、
それをちょっと悔いているので;
今回『ネバーランド~』の時間軸と経過を組んだのですが、
0~11話で半月ちょっとしか経っていませんでした。
とりあえず09話は七月なかばです。
完結するのが二学期の始業式=八月なかばだと思うので、
ほんの二か月間くらいのできごとを書いていくシリーズ
ということになります。
この行事の配置具合、時期時間の具合が
北海道ならではだったりしないかなと思うわけです。
七夕も八月七日ですからね~。
■50円玉貯金
あえてこれを貯金するって謎だよな、
と思う硬貨はどれだろうとかまじめに考えました(笑
実家の自室を片付けたら
同人ごっこやってたころのお釣り用の小銭が出てきたので、
そのままねたとして取り込みました……
いま私のお財布は、がま口が勝手にぱくっと開きそうなほど
10円玉でぱんぱんです。
■受験の話
自分の経験や体験をベースにばかり書いているので、
大学受験未経験の自分には
受験生の気持ちは書けないなあと思って
ちょっと申し訳なくなったりします。
■六年前の事件
実は「子どもの失踪事件」で、
「ヒロインと六年生たちが関わっている」と漠然と思っている
以上の設定をしていませんでした。
今回それが少し具体的に決まってきたので、
展開と対策も絞られてきたんだなと思いました。
■大川学園高等学校の見取り図
私の母校の記憶の限りのトレスなので、
同じ学校出身の方がいらしたらアレッて思うかもしれません。
ヒロインや六年生たちのクラスルームは二階なので
この見本には表示がないのですが、
図書室の向かいぐらいにある東階段をのぼってすぐ、
染織実習室の真上が三年A組で文次郎・仙蔵のクラス。
その隣、染織実習室と作法室のあいだふたコマの真上が
三年B組、ヒロインと長次・小平太のクラス。
さらにその隣、作法室と進路指導室の半分の真上が
三年C組、伊作と留三郎・宵ヒロインのクラスです。
名称的に気になるでしょうか、作法室とは炉を備えた和室で、
茶道部や華道部の部室として使われています。
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