企画「Yes, my Lord.」さまへの参加作品です。
ぺぺろんの現役時代、 パラレル編は現代と異世界しかなかったのですが、 企画さんのテーマに合わせて今回飛びました先は 19世紀後半~20世紀初頭の英国(の雰囲気のどこか)。 例によりまして六年生全員が一応登場しますが、 メインのお相手は仙蔵、 同室の特権で文次郎にもセリフがあります。 お題はあえてものすごく難しく思われたものを選びました。 テーマの設定上ある程度は致し方ないのですが、 キャラクタの侮辱に当たる身分差別的描写のないよう、 また時代や状況が違うパラレル作品ではあっても キャラクタ崩壊や違和感ある展開が出てこないよう、 あとありきたりにならないよう(笑 配慮したつもりではあります。 ので、身分差あるのに気持ちがとても対等です…… これ本末転倒だったかしらorz 以下、小ネタもろもろの解説です。 解説
とうとう最後の更新となりました。
さすがに感慨深いものがあります。 実はこのおはなし、 チャットルームで閲覧者さんに見守っていただきながら リアルタイムで書き連ねていくという、 とんでもない方法で完成させることができてしまった というしろものです。 自分でもまさかやりきれるとは思いませんでした…… もちろん公開版は改めて手直しを入れております。 ライブ版には三時間半かけてお付き合いくださった方も いらっしゃいましたようで、感謝の気持ちでいっぱいです。 最後に珍しげなことがやり通せてよかったです(笑 どうもありがとうございました。 また例によって 説明がないとわからないねたがありますので、 続きに解説をたたみます。 解説
三年後の彼らでした。
このお話に限ったことではないのですが、 もしかするとアレッと思われる方がいらっしゃるかな と思うのでここでひとつ弁明いたします。 ぺぺろんやぺぺろんのご近所サイトさんではかつて、 ヒロインたち創作キャラクタをいちキャラクタとして 扱い始める、夢主人公遊びがはやっていました。 いまもその勢いは部分的に衰えておらず、 いきすぎた例として「異世界編」が 創作扱いで独立しつつあるという現状です。 面白いとか好きだとかいう気持ちが膨らんだために その世界観を自分のものとして感じたい、 と考えてしまうのは対象が商業でも パロディでも変わりありません。 お互いの作品にお互いに便乗する、 という傾向にあった夢主人公遊びの、 このお話は延長上にあります。 つまるところ、このお話の設定や状況と酷似した作品を 発表されているサイトさんがよそにいらっしゃって、 それに皆様が出会う可能性があるということです。 もう御存知という方もいらっしゃるかもしれません。 このお話にしても完全なる便乗の結果ではなく、 私自身もああだったらこうだったらと夢見た結果が ほかの方と同じところに行き着いていたという部分もあり、 そのボーダー・ラインは曖昧です。 ただ、このお話や「夢醒めやらぬ」で登場した ほかのサイトさんの作品と共通する要素については、 事前に管理人様方に事情をお話しした上で お許しを頂戴しています。 かなり以前のご許可を含めて、ではありますが。 無断使用にあたる作り方はしておりません。 お心当たりのある方もどうぞこういう事情ですので、 御理解くださいますようお願い申し上げます。 思わせぶりポイント 「きり丸を彷彿とさせる物売りの少年」は ここでも回収、といったところです。 最終更新まで本当にカウントダウンと相成りました。 名残惜しいですが「予算会議・花の乱ハイパー」、 楽しんで参りたいと思います。 お時間の許しますようでしたら、 よろしくお付き合いくださいませ。
全二十四話にて無事の完結となりました。
ご覧くださいました皆様、 ヒロイン役での御出演、ありがとうございました。 設定も展開もヒロインにはつらいひどいものが 結構あったと思います。 ラストは私なりにハッピーエンドなのですが、 お楽しみいただけたものかどうか…… 大変お疲れさまでございました。 呆気ないくらいスラスラ書けてしまって なんだかなあと思っていたら、 感慨を己で深めすぎてしまったものか、 最後の数行で考え込んでプラマイゼロな状況に…… これが終わればサイトも終わりか、 と思うと手も止まりがちでした。 投票やメッセージなどでも 多くのお言葉を頂戴しまして、 本当にありがとうございました。 決して幸福なだけの恋物語ではありませんし、 正直なところ多くある続きもののうちのひとつとしか 思っていなかったお話でしたので、 こんなに続きを追っていただけるのはとても意外で、 また光栄な気持ちです。 このお話の更新をもって、 事実上ぺぺろんは更新停止・閉鎖状態となります。 少しずつサイト内外を整理していきますが、 もくじに付け加えましたとおり、 類話をふたつ用意するつもりでおります。 未来のお話ですから創作要素が かなり強く混じる番外ですが、 その後の文次郎とヒロインも幸福にしておりますと、 そういう便りのように御覧いただけたらいいなと、 思っております。 改めまして、 全二十四話という長編にお付き合いくださいました皆様、 どうもありがとうございました。 少しでもお楽しみいただけたとありましたらば、 報われます。 応援、ご声援、ご感想など多々のお声をいただけましたことも、 大変な励みでございました。 心からの感謝を申し上げます。 ぺぺろん のねむ拝。 * * * この花の一節(ひとよ)のうちに 百種(ももくさ)の言ぞ隠れるおほろかにすな たった一輪のちいさな花だけれど、 その内にはとどまることを知らぬあふれんばかりの 私の想いをすべて秘めてあるのです、 それを想ってどうか 素っ気なくうち捨てることはなさらないでください。 この花の一節のうちは百種の言待ちかねて折らえけらずや この花に込められたというあなたのお気持ちが、 その内にあふれるあまりにつもりつもって、 告げられるときを待てず耐えきれずに 折れてしまったのでしょうか。 ※ものすごい意訳です というか 参考サイトさんの訳を更に読み替えました(殴 万葉集の恋の歌で、男性から女性に贈られた歌とその返歌。 「花」は桜だそうですが、連想ということで採用しました。 なんという美しい恋の告白でしょうか。
改訂版言い訳
えろ小説で申し訳ございませんとしか もう自分では読めません。 しかし 性描写をほとんど削ったバージョンを更新したあと、 二十二話も前置きをしておいてこれは期待はずれすぎる (自作が期待されているかどうかは別として)だとか、 これは逃げだなあと思ったりだとか、しまして。 単純に削ったら面白さが減った気もしまして。 改めて書き足しました。 正直なところ削ったバージョンは物足りなかった、 という方には少しばかりご恩返しができたでしょうか。 文次郎、ラブラブを覗いてしまってごめんよ(殴 あなたに「嬉しいんだ」と言わせたかったのです。 * * * 初稿言い訳 「照れるのも恥ずかしいのも思いついたら全部書く」 「一線を越えるまでにダラダラ躊躇うのを全部書く」 「喘ぎ声をセリフとして書かない」 というルールでやりました。 結果、寝てると思ったら実は起きてて じっと見つめてる文次郎とか、 お姫様抱っこ妄想ふたたびとか、ちゅうの寸止めとか、 そういうのが出てきました。 ヒロインの縫っている着物について、 少し前の話で書いていた部分と食い違いが発生したので、 以前書いた部分のほうを修正しております。 「お風呂の事件」と「屋根に穴を開けた事件」は、 ご近所サイト様で書かれていたエピソードを ひょいぱくとお借りしました、 この場で事後承諾ですが笑って許してくれるはず(笑 屋根に穴、のほうは 忍たまが潜入実習でやってきて踏み抜いて、 後日食満くんが直しに来てくれたらいいんだと 思っています。 |
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