室町六年生達の卒業試験、の空想です。
お姫さまのヒロインを守る忍者たち、
という以上には関係が発展しないおはなしです。
恵まれた環境に生まれたお姫さまではありませんが、
彼らに守られて少しずつ変わっていきます。

脇役キャラクタや原作に登場しないお城がでてきます。
そういう設定が出てきたらシリーズをまたいで
全部その名前にすることにしています。
ので、他のシリーズでも同じ名前を見かけることが
あるかもしれませんが、
別人・別の場所、とお考えください。
ヒロインの従者の青年・八曽助（やそすけ）と、
ヒロインの父君が城主だったお城「ツクリタケ城」です。

一生懸命ヒロインをお守りするけれど、
六年生たちは卒業しても
絶対にこのお城に就職したいとは思いません。
ここの忍者隊はたぶんみんな
マッシュルームカットだからね……（笑

よろしければお付き合いください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

先日ブログで実験的につないだ
現代版・大学生パロディのお話が
考えていてとても楽しいのでとりあえず可視化しました。
よく考えてみれば
好きな音楽作品をテーマに書くシリーズということで、
それは楽しいはずです。
音楽ねたもりもりで展開してはいきますが、
主軸はちゃんと恋愛もののつもりです。
とても悲恋の予感がしますが。
お気が向きましたらお付き合いください。

　*　*　*

一話目／一曲目はリストの“ラ・カンパネラ”、
食満くん視点からの短いおはなしです。
ヒロインがちゃんと登場するのは
二話目／二曲目の終わりあたりです。

室町の彼らがピアノ？
ヴァイオリンんん？　と、私も思うのですが（笑
時間軸を現代に引っ越してきて、
忍術を極めるかわりに音楽を極めてもらいましょう、
ということなので本質の部分は実はほとんど
変化がないのです。
音楽においては恐らく、
忍術を極める場合よりも男女差が少ない
というのが違いなのかなと、素人なりに考えています。

各方面の玄人さま、致命的な間違い以外は
とりあえず生ぬるい目で見逃してやってください。
お話における、音楽は要素のひとつです。
主軸は恋愛、主軸は恋愛、と念じて書きますのでorz

補足

解説記事とあとがきとをそれぞれ用意したのですが
あんまり私情に偏りすぎてしまって重苦しかったので
改めてまいりたいと思います。
それでも軽くはないのですが　orz
長いので続きのリンクにたたみましたうえで
ねたばれになる部分は反転にて。




言い訳

最初の更新はやっぱりと申しましょうか・
えこひいきの「宵のみぞ知る」番外となりました。
脇役キャラが大変目立つ振る舞いであることと、
そのキャラが食満くんをぼろくそ言うという展開のため
警戒マーク付きです。
脇役キャラの口調がなんとなくヒロインに近いので
ヒロインがふたりいるような感じに読めなくもない……

このヒロインの（脳内での）生き残りぶりが
あまり逞しいものですから、
さまざまな意味でやっぱり書きやすいのが宵番外、
という感じがいたします。
今回の短期復活のメインも宵ではないんだぜと
自分に言い聞かせながら……

ぺぺろんの作品が長く重く取っつきにくい、
と感じておりましたもので、
では短く軽く、自分なりに甘く、という目標で
何か書けないか考えた末に生まれた小話です。

長編・続きもののキャラとヒロインが
書き始めた当時でちょうど十組ありましたので、
十題こなして拍手の送信後画面に掲載しておりました。




キス題10編