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ヒロインの記憶と一夜、そして今。

十三話更新時点でストックを出し切っていたので、
十四話は書いて出しのできたてほやほやです。
やっぱりそれだと更新するまでに時間がかかる。
十四話はまるでダイジェスト版です。
もっと細々書いていた けど端折りました。
そのもっと細々でも本当は足りないくらいです。

ヒロインは土井先生にはすみませんと謝り、
きり丸にはごめんなさいと謝る。
子どもの頃、謝罪の言葉はごめんなさいしかないと思っていた。
すみませんは大人が使う言葉だから、
今自分には使う資格がないと思っていた。
たぶん幼稚園の頃。
すみませんを実感として知ったのは学校上がってからでしょうか。
ごめんなさいにはごめんなさいの意味しかないけど、
すみませんはいろんな取り方ができる。
その曖昧さが大人の対応即ち忍法知らんぷりに
繋がっていきかねない気がするけれど
それこそが大人の世界の謝罪であって、
子どもにはそういう曖昧さは皆無であると思いました。
だから“先生”に謝るときはすみませんでしっくりなのだけど、
そこにいかばかりの謝罪心がこもっているかはちょっと謎。
きり丸にすみませんとは言えない。
恋人の喧嘩にはすみませんは相応しくないですものね。
ああ、その構成がすでに敬体だから、
すみませんは大人の言葉に聞こえたのか。
ごめんなさいも敬体なんだけど、
ですますじゃないから聞こえる印象が違うのか。
すみませんにはどこかへりくだった感がある。
ごめんなさいは対等だ。
そうか。理解した。

…… 言い訳か??
土井半助の三年間。

繋がりました。
これが話の本筋とは少し外れたところに仕掛けた伏線、です。
「片恋の花」における手持ちのカードは
これにてほぼすべてお見せし終えました。
今回やったのと同じやり方でカードを広げることは
むしろ割とよくある手法なんですが、
見せ方変えたら新鮮かもなと思って。

内容に関する言い訳はもうすまい。
見苦しいから……
とうとう種明かし編。
こういう節目になる話を更新するのって少しばかり恐い。
しかしある程度は予想のついた展開でしょう。
誰だ定番とか王道やりたくないって言ったの(私、私

赤い糸の話が三反田数馬氏の登場のような
(安物推理小説の展開のような)タイミングで
出て来るんですけども、
あのプチ伏線は私も予測してませんでした。
意味なく紅色の紐としていただけでした。
なんだか偶然に助けられた。
そういうことが結構よくあったりします。

三反田くんをお好きな方、ダシに使ってすみません。
十三話目は物語本編とは外れたところに仕組んだ伏線の
種明かし編ですが、これも更新する前に
予想がつこうというものです。

今日言い訳長いな
てんぱってる証拠だな……
このジャンルではどういうパロディを展開しようと
らんきりしんの三人組というのが
疑いようのない礎なのだろうと思います。
とうとう矛盾に気付いたきりちゃん。
まだはっきりとは書いてませんが
お読みの方もそろそろ真相がおわかりのことでしょう。
それにしてもなんでしょうか、あの少年向け格闘アニメの
ラストで次話へ引っぱるみたいな終わり方
(平和を取り戻すことができるのだろうか?
 などという問いかけで結ぶやつ)。
十二話は種明かし&静かな修羅場編。
推敲したらあんまり修羅修羅しなくなってしまった。
あと五話もしないで完結しそうです。
しばらく「片恋の花」完結キャンペーンで参ります。

ハッピーエンドに向かって走れきり丸!
季節更新ものという気の長いシリーズということで、
雪月花=四季折々の美しさ という言葉を
タイトルに混ぜてみる。
最近書いていていちばん楽しい話だったので、
そこそこ面白くご覧いただけるのではないかな……
と思います……
ノリの共有という点ではあぶらがのっているかなと。

プロポーズから初恋に、
というこっぱずかしいスタートを切り、
秋休み、冬休みの再会を経て少しずつ親しくなっていきます。
落乱コミックスの37巻あたりのエピソードが念頭にあると、
夏休み編・前のラストで あっ 、と思っていただけるかと。
こういうふうに原作に少しずつ絡めて書くと、
読む方も宝探しのような気持ちがあっていいなぁと。

秋休み編は九月か十月の気が向いた頃……
もとい、更新我慢がならなくなった頃にお目にかけます。
第三期投票でいのいちばんに文次郎に
票を投じていらした方へ、なんとなく(笑
遊んでくださいましてありがとうございます。
 
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のねむ
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